建設業の一人親方団体
労災保険特別加入
3.一人親方団体の活動(2)
(7)保険料の徴収及び納付
@組合員への納入通知を交付する。(団体→組合員)
A保険料領収書の交付及び控の保管を行う。
hp検量領収書は、保険料と会費等を別々に記載する。
B保険料の滞納者には督促状を発出し、納付督励を行う。
C年度更新事務:法定期限内の書類提出及び納付を行う。
D労災保険料等徴収及び納付簿の整備:個々の組合員について、期別の労災保険料額、入金期日及び国への納付が分かる帳簿を整備する。
組合員への還付についても同様に記載する。
E保険料返還、還付金の領収書を保管する。(組合員→団体)
(8)特別加入に係る加入・脱退手続
@加入申込・脱退申出書等(組合員→団体):書面(本人の押印)による確認、管理を行う。
A加入申込・脱退申出に対する承諾通知を交付する。(団体→組合員)
例:加入→加入者証・変更届の写、脱退→変更届の写
B加入・脱退の申出の都度遅滞なく「特別加入に関する変更届」を作成、提出する。(団体→労働基準監督署(以下監督署という))
継続加入の確認を取れない組合員、滞納組合員等について、組合員から脱退の申出がない場合の脱退手続方法について、規定等に定めるものとする。
C申請書等の控を管理・保管する。
D組合員名簿を整備し、管理を行う。
注)パソコンで管理している場合には、脱退者のデータについても保管・管理していくことを目的に、少なくても年1回は出力して保存することが望ましい。
(9)給付基礎日額の申告・変更手続き
@給付基礎日額の変更申請期間は前年度の3月18日〜3月31日の間、または年度更新期間中であるため、これに間に合うように継続の有無、給付基礎日額変更希望の確認を書面(本人の押印)で行う。(団体⇔組合員)
(年度更新期間中の場合、労災発生後の変更申請は無効であることに注意する。)
A「給付基礎日額変更申請書」の作成、提出を行う。(団体→監督署)
B継続及び給付基礎日額の申出に対する承諾通知を交付する。(団体→組合員)
例:納入報告書等
C申告書等の控、承諾通知書の管理・保管を行う。
(10)加入時健診の手続き
@「特別加入時健康診断申出書」の事務処理を行う。
A受診完了までの加入希望者の管理を行う。
一人親方の労災事例5
上棟工事中、つまづき落ちそうになり、クレテックという金物に左手でつかまった際、左手の中指を負傷した。 |
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